「おそなえ」を「おさがり」として「おすそわけ」
「もったいない」を「ありがとう」へ

おてらおやつクラブ。この活動を知ったのは数年前。

ようやく重い腰をあげることができたのでここに報告いたします。

おてらおやつクラブとは?

「おてらおやつクラブ」名前だけみると楽しげな会だが、いったいどういうものなのだろうか?

公式ページ(http://otera-oyatsu.club/)によると、

「おてらおやつクラブ」は、お寺にお供えされるさまざまな「おそなえもの」を、仏さまからの「おさがり」として頂戴し、全国のひとり親家庭を支援する団体との協力の下、経済的に困難な状況にあるご家庭へ「おすそわけ」する活動です。おすそわけを通じ、ご家庭と支援団体との関係性の深まりに寄与し、貧困問題の解決への貢献を目指します。

とある。元々、奈良のお寺さんたちが始めたもので、今では全国にその輪は広がっている。

●2017年6月8日現在のデータ

活動に参加しているお寺: 677寺院
連携する支援団体・行政機関: 249団体
おやつを楽しみに待つ子どもたち: 約7,000人

 

なぜ、すぐにやらなかったのか?

どうして数年前に活動を知っていて、やらなかったのかというと、

一番気がかりだったのは、半端な取り組みになってしまうのではと思ったからだ。

具体的な不安としては、

・直接のやりとりで、途中で支援できなくなったら、相手から落胆されないだろうか?

・半端に関わって反対に困らせる形にならないだろうか?

ということがあったように思う。

けれど、近くで行われた説明会に参加して、ぼくの想像以上の貧困の現状を目の当たりにして

改めて考えさせられたのを機に、えいやっとやってみることにした。

 

結果的には上記の不安点は解消されることになった。

同じような思いを抱えているお寺さんは参考にしてほしいと思う。

まずは、登録

登録は公式ホームページのここから。http://otera-oyatsu.club/entry3/

入り口が少し分かりにくいが、

「おそなえ」の「おすそわけ」を頂けるお寺さまは こちら

の「こちら」という部分をクリック。

 

リンク先のページを参考に、メールソフトから必要事項を記入して、メールを送る。返信メールが来るので、再度送信して完了だ。

分からないことがある場合は、この時点で質問してもいいだろう。

(よくある質問のコーナーがあるので、そちらも熟読の上で。)

回答した内容を見て、送り先をマッチングしてくれるということだったが、数日で送り先が決まったというメールが来た。

 

ここで、悩んだのが『ご協力いただけるペース』という項目だが、

実際はやってみないと分からないので、とりあえず、2カ月に一度にしてみた。

実際はどこに送るの?

うちのお寺の場合は、『福岡フードバンク』という支援団体に送る。

そこから家庭に届けてもらえることになっている。

つまり、間に専門の支援団体が入っている形になるのだ。

 

このメリットは、

①送ったおやつなどを仕分けして適切なところへ届けてもらえること

②少量でも発送が可能

③やっぱり専門団体が間に入ってくれると安心!

ということになる。

 

この仕組みを知る前は、ウチのお寺だけで、おやつが多く集まらないと送ることは難しいんじゃないかと思っていたが、

一ケ寺の発送量が少量でも、発送するお寺が多ければ、支援団体には多くのおやつが集まることになる。

これを聞いて安心した。

発送作業をしてみる

ここからは、実際の発送作業の様子だ。

段ボールにお菓子を詰めて送るというだけなので、初めての作業だったが難しいことはなかった。

すでに取り組まれているお寺さんたちのフェイスブック投稿を参考にしつつ、

おやつを改めてお供えして、仏様にお参りをしてから発送作業をはじめた。

ちなみに、送るものはお菓子だけでなく、お米や野菜(新鮮なもの)、生活必需品なども喜ばれるようだ。

最後に『おてらおやつクラブ』のカバーレターを入れて、ガムテープで閉じる。

住所を登録しておくと便利

うちの場合は、詰め終わった段ボールを近くのクロネコヤマトまでもっていくことにした。

送料はお寺負担だ。

今回は1200円ぐらいだった。

高い安いとかはあるだろうけれど、普段の荷物もここから送るので、慣れているということで、選んだ。

 

これから、頻繁に発送することになるので、

「クロネコメンバーズ」というものに登録して、ウチのお寺の住所と、送り先の住所を登録して、

毎回、手書きで記入しなくてもいいようにした。

これで、かなりの手間が省けることだろう。

 

事務手続きを終え、荷物を見送って(?)帰ってきた。

送ったおやつで、子どもたちが笑顔になってくれるといいなと思った。

気づいたこと

以上が一回目の発送の様子だ。

今回の発送作業で、気づいたことを少し。

 

発送をしようと思ってから、お供えを置いておく場所を眺めていたが、

うちのお寺はお供えのお菓子などが集まらない時期がけっこうあるということが分かった。

なんとなくお菓子けっこうあるんじゃないの?と思っていたが、そんなことはなかった。

そこから思ったのが、ウチのぼちぼちのペースで、ごく少量でもいいなら送ることができるが、ある程度の量を確保したい場合は、もしかしたら数ケ寺合同の発送作業の方がいいのかもしれないということだ。

 

まだはじめたてなので、しばらくは一ケ寺でやっていこうと思っているが、発送作業自体は、これからお寺カフェや日曜学校の際に知人や友人ご門徒に呼びかけて協力してやっていければと思っている。

その際はご協力お願いいたします。

 

●おてらおやつクラブ

http://otera-oyatsu.club/

 

 

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大江 英崇
僧侶&ローカルWebメディア「ぶぜんらいふ。」編集長(http://buzen-life.com/) お寺と地域の活性を目指して日々奮闘中です。夢は豊前を仏教王国にすること。そのために、お寺を中心としたコミュニティ「お寺まちづくり」を推進中です!