みなさんこんにちは!

賢明寺副住職の大江英崇です。

 

つい先日、たくさんの子どもたちを引き連れて

第25代専如門主伝灯奉告法要協賛行事

「児童念仏奉仕団・子どものつどい―本願寺DAYS―」

(通称『本願寺DAYS』)に参加してきました!!

この行事は毎年夏に京都の西本願寺で行われる児童念仏奉仕団の

特別バージョンという位置づけで行われたものになります。

ぼくが所属するグループ(北豊教区)では2年に一度、

「京都へ団体参拝に行こう!」ということになっており、

今年がちょうどその年に当たっていました。

 

この団体参拝は全部で、2泊3日。

本願寺でお掃除やお参りと、独自に企画した周辺の観光なども含まれています。

全日程はかなりのボリュームがあるので、

少しずつポイントを押さえて紹介できればと思います。

今回は第一弾。

”児童”念仏奉仕団ということですから、

”子ども”にスポットを当ててみたいと思います。

大変だけど、おもしろい子どもたち

毎回思いますが、子どもの引率はやはり大変です。

旅行の工程は安全性や子どもたちの体力に合わせたプランにして、

ある程度、ああでもない、こーでもないと議論を重ねているのですが、

それでも、大人が考えるところとは違うところで、おもしろいことをやってくれるのが子どもたち。

ほんと、子どもたちは何をしでかすかわかりません。

 

基本的に、彼らは…

・話を聞いていない。もしくは、聞かない。

・落とし物、なくしものは日常茶飯事。

・テンションあがったら制御不能。

 

…という「心の三種の神器」を装備しているわけですが、

まあ、ぼくの子ども時代もやんちゃだったと家族から聞きますし、

子どもはそんなものかもしれません。

温泉でのできごと

今回の旅は、京都→滋賀県という、某滋賀県出身者O氏の策略により、

他の団体があまり行かないコースを取ったわけですが、

(実は滋賀県は行かないのはもったいないくらい観光資源がたくさんあります。それはまたの機会に。)

今回のプランのイチオシは日本一大きな湖、「琵琶湖」という絶好のロケーション、

レイクビューを見ながら露天風呂に入れるという絶好のスポットが宿泊場所でした。

 

そんな宿泊場所に到着し、食事前までに温泉に入ろうと、

素早く浴場へ行き、体を洗っていると同じ団体の3~4年生くらいの子どもたちが

3人入ってきました。彼らは苦戦しながらもまず、体を洗います。

(おー!そこは知っているんだね。)

 

露天風呂も一緒に入っていましたが、ここは少年3人組。

いぇーい!と、さっそく泳ごうとします。

が、そこは引率者ですから、

「おいおい、君たち、お客さんの邪魔になることはするんじゃないよ。」

と、軽くたしなめました。

…が、彼らは三種の神器の一つをさっそく発動し、当然のように聞いていません。

(でも、あまり派手なことはしなかったのでよしとしよう。)

 

ぼくは、琵琶湖を見ながら少しゆったりして、

先にあがって体を拭いていると、子どもたちも続いて上がってきました。

彼らの姿を見ると、ビショ濡れ状態です。

浴場から出る前に体の水滴を拭く、小さいタオルを持っていなかったようでした。

まあ、ここまでは想定内ですよね。

 

「小さいタオルで拭いてから着替えるところへ行くんよ。」

と、ここは引率者、すかさず教えます。

 

そしてさらに子どもたちの様子を見ていると、

しばらく経っても、なぜか裸のまま突っ立っています。

おかしいなと思い、聞いてみると、こういいます。

「…バスタオル持ってきてない。」

とのこと。しかも、3人が3人とも持ってきていないというのです!

 

いったい、彼らは温泉から上がって、どうするつもりだったんでしょう?

しかも、しまいには「乾くからいいか」とか言い出すし。

 

結局、仕方がないので、タオルを貸してあげました。

「いいかい?タオルはたいてい部屋にあるから、ちゃんと持ってくるんだよ。」

と、子どもたちに言って温泉を後にしました。

 

何事にもとらわれない自由さが面白い!

…いやあ、まさかバスタオルを持ってこないとは。

脱衣所にあると思ってたのかもしれないけど、びっくりです。

とにかく温泉に入りたい!という、一心だったのでしょうね。

 

でも、そこにこそ子どもの面白さの本質があるように思います。

大人だと「温泉に入るならタオルは必ず持っていく」という考えがありますが、

それすらも無意識のうちに振り払ってしまうという(笑)

子どもたちの何事にもとらわれない自由さが物事を面白くするのです。

子どもたちと一緒に行動すると、大変だけど、

思いもつかない場面に出会えるのもこの自由さのおかげだと思います。

(これからは、タオルを持っていきましょうね~。)

 

しかし、ぼくも少年時代、こうだったかと思うと…。

当時のぼくに言ってきかせてやりたい。

周りの大人には感謝するんだよ、と。

 

でもまあ、タイムマシンで戻れたとしても、

当時のぼくは、「話を聞かない」のだろうけど。

 

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大江 英崇
僧侶&ローカルWebメディア「ぶぜんらいふ。」編集長(http://buzen-life.com/) お寺と地域の活性を目指して日々奮闘中です。夢は豊前を仏教王国にすること。そのために、お寺を中心としたコミュニティ「お寺まちづくり」を推進中です!