子どもたちに、チームで乗り越える楽しさを。少年教化者研修会レポ

6月末に行われた『第七回 少年教化推進者研修会』に行ってきました。

京都のご本山にて一泊二日の日程で行われたこの研修。

ほとんどの参加者が子どもたちへの教化活動になんらかの関わりを持っており、

お互いの情報や取り組みを紹介したりと、刺激的な時間を過ごすことができました。

 

<子どもを楽しませるには、大人も子どもになって楽しむ。>

ということを、冒頭のアイスブレークで、

スタッフ自ら実践してくださったのは大変参考になりました!

目次

講師にコミュニケーションの専門家、三好良子先生!

開会式やアイスブレーク終了後、

外部より講師として、三好良子先生にお越しいただき、グループワークトレーニング(GWT)を行いました。

GWTとは、グループに与えられた課題を、目的に合わせて練習・訓練をするラボラトリー方式の体験学習です。

楽しい財(演習)をルールを守りながら解決していく過程で、協力したり葛藤を乗り越えたりする事で、自分や他人の言動・感情・考えなどに気づき、参画協働意識(パティシペーターシップ)を養成し学び合う技法です。

(資料より)

先生のハキハキと、とても好感の持てる話し方に導かれながら、

班ごとに協力して、課題のクリアを目指していきました。

 

子どもたちにも、使えるアイディア

この課題は夏のお寺キャンプなどでも使えそうなので、

一部をご紹介したいと思います。

・あんたがたどこさ

円になって、あんたがたどこさを歌いながら、「さ!」のところで、

両隣の人と手をタッチする。

一人でも間違えば、最初からやりなおし。

これをミスなくクリアするには、全員の心を一つに合わせて、

お互いに声を出すことが必要になってきます。

そうしてようやくクリアしたときには、一体感が生まれていました。

 

・ちぎり絵

与えられたお題をちぎり絵で作っていく課題では、

一つの紙をまわして、リレー方式で完成させるルールでした。

一人の持ち時間が少ないのと、前の人がどういう絵を想像して作っているのかを声を出したり、ジェスチャーなどで意思疎通を図らないと

最終的に謎の生物になってしまうという、難しいゲームでした。

 

他にも「50音三音区切り」など、たくさんのゲームを実施していただきました。

 

ここで学んだこと。

一人で成しえないことは、しっかりとメンバーとコミュニケーションをとって、

課題と向き合っていくことが必要で、そもそも、

問題を解決しようという方向へ全員が向いていることが重要だと思いました。

 

問題が明確になっているからこそ、

それぞれからアイディアが出てくるし、

課題をチームで乗り越えないといけないという意識があるので、

失敗しても、次がんばろうと、声を掛け合うことができる。

 

あと、シンプルに感じたこととしては、

チームワークっていいなということです。

自分ではない大勢がいて、

自分の思いとは違う人もいる。

自分の思いにそぐわないから、

一見それはマイナスのようだけど、そうじゃない。

 

自分ができて、相手ができないこともあるし、

相手ができて、自分ができないこともある。

お互いに補いながら、少しずつ前進していく。

 

それができるのがチームなのだと思いました。

 

そして、課題をクリアして、目標を達成したときは

非常に、気持ちいいということも感じたことの一つです。

 

ぜひ、夏の子ども会や一泊のキャンプなどで実践してみては?と、思います。

 

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