西本願寺の逆さ銀杏がモチーフ!?京老舗・薫玉堂の「文香」がおすすめ!!

みなさん、こんにちは!
おてライターのHIDEさんです。

みなさんは雑貨好きですか?

生活雑貨、文房具、衣服、海外のものなど、最近では雑貨屋さんも多くの種類を扱うようになってきました。

ぼくは、デパートやショッピングモールに行くと用がなくても、ついついお店に入って気になったものを見てしまいます。

 

雑貨の魅力と言えば、手が届きやすい価格帯でありながら、工夫されたものや使いやすそうなもの、かわいらしいものと、様々なデザインがあること。

また、最近では産地や素材、生産者の顔が分かるようなものが人気のようです。

 

ぼくは常々、デザインの優れた仏教雑貨(仏教グッズ)がたくさんあればもっと多くの人に仏教の世界を親しんでもらえるのになぁ、と思ってきました。

そこで、このブログでも仏教グッズを紹介していきたいと思っています。

数はそこまで多くはありませんが、少しずつ雑貨をピックアップしていきますね。

それでは、どうぞ!

目次

手紙と香りを贈る・文香(ふみこう)

今回ご紹介するのは文香(ふみこう)です。

文香って何と思われた方も多いでしょうが、こちらのサイトによると…

文香とは、手紙と一緒に香りを送るための小さな匂い袋です。和紙そのものにお香をたきしめていた平安時代の習慣を、形を変えて今によみがえらせたもので、お香を和紙で包んだタイプ、ちりめんや麻布の小袋タイプ、お香を忍ばせたシールタイプなどいろいろな文香があり、3個~5個入って500円程度で市販されています

引用元サイト

…ということだそうで、文香とは基本的には小さな紙の中に、お香が入ったもので便箋と一緒に封筒の中に入れて使うものになります。

ぼくはそんなしゃれたお手紙をいただいたことはありませんが、封筒を開けるとお手紙と共に素敵な香りがすると嬉しいですよね。

また、使い方としては、手紙に同封するだけでなく、

・手紙に忍ばせて
……ワープロ文書に文香を入れると、乾いた文字が潤って、手書きに負けない素敵な手紙に。

・プレゼントに添えて
……ラッピングに加えて、香りも贈りましょう。

・お祝いやのし袋に添えて
……友人・知人に、慶びをプラス。

・手帖や本のしおりに
……しおりタイプの文香もあります。

・バッグや財布の中に入れて
……開くたびに、ほのかな香りが楽しめます。

・引き出しの中に
……中身に香りが移るのも嬉しい。

・名刺入れに
……たおやかな香りで印象づけも。

自分で使ってもいいですし、受け取られた方も捨てずに楽しむことができるので、嬉しさが倍増するかもしれませんね。

元サイト

…と、様々な使い方ができるようです。

 

さて、この文香がどう仏教グッズなのか?ということですが。

西本願寺のすぐ前にある薫玉堂(くんぎょくどう)というお香屋さんが、西本願寺の“あるもの”をモチーフとして文香を販売しているとことに注目したいと思います。

[blogcard url=”https://www.kungyokudo.co.jp/”]

 

西本願寺の見どころの一つ、大銀杏(逆さ銀杏)がモチーフ

文香のモチーフになった西本願寺の“あるもの”とは、境内にある大きな銀杏です。

 

2017年12月のごえんさんエキスポにて撮影

この銀杏、本願寺のサイトによると…

まるで根っこを天に広げたような形から「逆さ銀杏」とも呼ばれる樹齢約400年の大銀杏は、京都市の天然記念物に指定されています。
本願寺に火災があった時、この銀杏から水が噴き出して消し止めたという伝説から、「水吹き銀杏」とも呼ばれています
引用元:西本願寺見どころ

…という立派な銀杏の木で、秋になると黄色い美しい葉っぱが境内にはらはらと落ちて、銀杏のじゅうたんができます。

文香「銀杏」をレビュー

そんな素敵な銀杏をモチーフにしたのが、こちらの文香です!

 

薫玉堂さんに「文香の形が銀杏の理由」をお電話で聞いてみると、秋の季節の商品だということが一つと、ご本山(西本願寺)前でお店をさせていただいているので、大銀杏のモチーフでもあります、と教えていただきました。

▼購入してみました!

外側の白い紙もミニサイズ「たとう紙」(衣などをしまう紙)のようで、細かいこだわりにグッときます。

手にのるくらいのミニサイズ。

ひもをほどき中を開けると…

中を開けると紙でできた銀杏が入っています。

この銀杏の中にお香が入っています。

どんなかおり?
香りは爽やかでほんのり甘さもある感じ。全体的には淡い香りですので、文香としてその他の用途としても使いやすいと思います。

「ふみ香お西さん」をレビュー

また別の種類として薫玉堂の公式通販サイトには「ふみ香お西さん」という商品もあり、こちらは西本願寺のイラストが描かれてあるので要チェックです。

▼購入してみました!

うすい白い紙に紅白のひもが巻かれています。

包みを取ると、薄紫のパッケージ。

西本願寺のご紋、「下がり藤」が描かれています。

こちらも手に乗るくらいにコンパクトです。

中には正方形の文香。

そこに西本願寺にゆかりのあるイラストが描かれてあります。

山門、大銀杏、能楽堂、伝道院、唐門、阿弥陀堂、飛雲閣、御影堂の計八種類。

西本願寺に行ったことがある方は見たことある!という場所が絵になっていますよ。

こちらで使用されているかおりは薫玉堂さんの商品である「にほい袋 うつりか」と同じもののようです。

どんなかおり?
とても華やか。銀杏に比べると、甘さが強い感じです。

イラスト付きは、お土産によさそうですね。

まとめ

手紙を送らなくなってしまった昨今ですが、少なくても、もし送る機会があるならばこういった香をプラスすると大変喜ばれることでしょう。

お寺好きならぜひ、この銀杏を使ってみてくださいね。

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