福岡県豊前市のお寺が運営するWebライフスタイルマガジンです。

about Web Magazine

お寺ライフスタイルマガジン『OTERA LIFE.web』とは?

こんんちは!このWebマガジン編集長の賢明寺副住職・大江英崇です。ようこそ、賢明寺ホームページへお越しくださいました。

実はこちらのサイト、「お寺ライフスタイルマガジン」というタイトルがついていますが、福岡県豊前市にある賢明寺(けんみょうじ・浄土真宗本願寺派・西本願寺)というお寺のホームページになります。

どうしてこのようなスタイルにしているの?

どうして、このような「Webマガジン形式」にしているのか?ですが、以前は何の変哲もないお寺のホームページでした。

その中の1コーナーににぼくのブログがあるというよくある企業ページの形だったのですが、

お寺という看板を背負っているせいか、文章が硬くなったり、お知らせなどの単調なものや、自分で読んでいてもあまり面白くないものも多くあったように思います。

 

そんな折、Webを使った情報発信について勉強させていただくご縁に恵まれました。

そのご縁はブログやSNSで情報を伝える大切さと難しさを勉強をさせていただくいい機会になりました。ぼく的には新しい分野へのチャレンジだったので、苦労することも多かったのですが、

そのおまけでホームページの制作も少しずつできるようになり、ついでに「お寺のホームページをリニューアルしたい!」という思いも募っていきました。

おもしろいホームページにしよう!

そこで、お寺のホームページのリニューアルに着手することになるのですが、「どうせならぼく自身が見ていて面白いホームページにしよう!」と考えました。

また元来、お寺のイメージは暗い、かたいというネガティブなものが多くあります。ぼくはそれを打破したいと常々考えていましたし、

それをするにはやはり楽しい雰囲気を伝えていかなければと思ったのも「面白いホームページにしたい」と思った理由です。

 

ところが、1つ問題がありました。

それは、今まで書いてきたお寺のブログの内容に関してのことでした。ぼくが書いてきたのは仏事作法、法話などのお寺のことはもちろん、ぼく自身の考えや、趣味など多岐にわたるもので、いわゆる雑記ブログと呼ばれるものでした。つまり「これをどうまとめるのか?」ということが問題だったわけです。

しかし、その問題もほどなく解決しました。

本屋さんでのヒント

ある時、立ち寄った本屋さんでのこと。並べてあるカラフルな雑誌を見て「お寺のホームページも思わず手に取りたくなるような、雑誌スタイルにしてはどうだろうか?」とピン!ときたのです。

すでにホームページでは写真もたくさん使っているし、それなりの記事のストックもありました。それなら従来の企業ページという堅いイメージのサイトより

雑誌をパラパラとめくるような感覚で訪れてもらえる「Webマガジンサイト」の方が、見に来てくれる人たちも楽しめるのではないかと思いました。

課題であった雑記ブログをどのようにまとめるか?ということも、

「それぞれのカテゴリーをWebマガジンのコーナーという形にしてみる」ことで解決できると感じ、このWebマガジンスタイルで行くことに決めたのでありました。

どういうことを書いているの?

このライフスタイルマガジン『OTERA LIFE.web』で書いているのは、一言でいうと、「お寺を楽しくする情報」です。

ターゲットとしては、お寺の人(僧侶・寺族)や、お寺と付き合いのある方、そして、これから関わるであろう人たちに向けて、お寺って楽しいところなんだ、楽しんでもいいんだということを伝えていきたいと思っています。(もちろん、仏法に出遇うよろこびも含みます。)

具体的な内容としては、

・知っていると安心な仏事作法

・お寺の法要でどういうことが行われているか

・お斎などをはじめとするお寺文化

・お寺さんに向けた運営のヒント

・サイト運営者であるぼくの考え方

などを書いています。

ブログを通して、何を伝えたいの?

お寺の情報に触れることをきっかけとして、お寺に関わる人すべてに、「おてらライフ」を体験していただきたいと考えています。

「おてらライフ」とは、お寺で古くから営まれてきた生活や文化に名前をつけたもので、仏教やお寺に楽しく関わることをライフスタイルとして再定義していきたいと考えています。

 

現代では、スローライフ、ロハス、などなど…様々な暮らしぶりが提案され実践されています。

その多くは現代の資本主義的な流れから少し距離をおくような、ゆるやかに流れる時間を大切にし、自己を見つめ、心豊かに生きるライフスタイルと言えます。

その中で、お寺ではどのようなライフスタイルが提案できるのか?というと、それはやはり、「宗教的安心のあるライフスタイル」(生きかた)なのだと思います。

 

その安心のあるライフスタイルは実は新しいものではなく、古くから存在していて、ずっと身近にあったものなのです。

私たち僧侶の暮らしは仏様がいらっしゃる本堂と、お経の声がすぐそばにあり、どこかほっとするような空間の中にあります。それは、身近に信仰があり、手を合わせ、お念仏称える日常があるからでしょう。

また、ご門徒方や地域の方に支えられ、その方たちと、時には家族のように身近な付き合いをさせていただいているのもお寺の特徴です。

 

その中で感じるのは、私たちはご縁に支えられているということ。仏様とのご縁や人とのご縁に支えられているということです。

ご縁とは、人と人の出会いという意味だけでなく、「おかげさま」を感じて様々なものに生かされていると気づかされることでもあります。ご縁や絆が見えづらくなってきたこの現代において、ご縁を中心としたお寺の生活、考え方は重要な意味があると考えています。

 

そこで、これらの考え方を多くの人に知ってもらい、実践してもらえるように、お寺にまつわる暮らしをライフスタイルとして提案できないかと考えました。それが、「おてらライフ」なのです。

 

この「おてらライフ」は、だれもが体験することができるのが特徴です。お寺に住む人間の生活だけではなく、例えばご門徒として、地域住民として、参拝者として、お寺という場所だけでなくご家庭でも取り入れていってほしいと願っています

コミュニティとしてのお寺

また、この「おてらライフ」を、あえて「ブッディストライフ」(仏教者の生活)としていないのは、お寺というコミュニティに大きな魅力があり、それをおもしろいと感じているからです。

お寺にはお寺の人間だけでなく、ご門徒や周辺地域の方たちが集まります。その距離感はおもしろく、家族のようであって家族でもなく、そうかといって遠くない。独特の絆をもった集まりです。僧侶、ご門徒、地域住民もごちゃまぜになった独特のコミュニティが「お寺」なのです。

 

このごちゃまぜ感は、とても心地よく、あたたかです。この伝統的なお寺のありようは、長く大事にされてきたものですが、近頃では忘れさられようとしています。そこで、そのよさを今一度見直し、現代の感性や言葉で伝えていくことを大切にしていきたいと考えています。

 

楽しく、様々な気づきがあるお寺の生活。それは、お寺の人間だけにとどめておくものではなく、全ての人にとって価値があるものです。賢明寺では、「体験」と「オープンな関わりしろ」をベースに、お寺に関わる仲間を増やし「お寺があなたの心のよりどころ」になる日を信じて精進してまいります。

 

長文をお付き合いいただき、ありがとうございます。

 

▼続いては賢明寺の理念を分かりやすくご説明します。>>>