【レポート】花まつり企画 ミダノコレクション・シャカデミー賞2018② 本番編

みなさん、こんにちは!おてライターのHIDEさんです。

今回は5月20日におこなわれた、お寺でファッションショー×映画上映

『ミダノコレクション・シャカデミー賞』当日の様子をお伝えします!

●事前準備編はこちら!

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目次

朝8時、準備開始!

週間天気では当初雨予報も出ていたこの日。

なんとなんと、まっ晴れ!!

心なしかお釈迦様も喜んでおられるようです。

 

まずは、8時にスタッフが集合し、準備開始です。

このイベントはミラノコレクションとアカデミー賞のオマージュ(いいように言った!)が含まれているわけですが、

ビジュアルイメージとして一番に出てきたのがレッドカーペットでした。

アカデミー賞授賞式で映画スターたちがレッドカーペットの上を歩いて会場入りする光景を見ますが、いかにも華やかで楽しそうな感じがします。

今回はそんなイメージで、そのレッドカーペット自体をファッションショーのランウェイに見立てて出演者に歩いてもらうという企画になっています。

 

ということで、会場準備はまず、肝心のレッドカーペットを敷くところから。

こちらは、人づてにお借りしたのですが、そもそも豊前にレッドカーペットを持っている人がいるってことが驚きでした!

これがあるなら、豊前ってなんでもあるんじゃないかと思ってしまいます。
ホント、ぶぜんミステリーですね。(笑)

当初は門の内側から敷く予定だったのですが、外から見た時にインパクトがあるということで、公道ぎりぎりから敷くことに。

どんどん延ばして、本堂までつなげていきます。

ちょっと足らなかったので、もともとお寺で持っていた毛氈(もうせん)をつぎ足しました。

はいっ!レッドカーペット完成!!

山門の外から見るとこんな感じになってます。

おお!いいですねー!

これだけで、アカデミー…いや、シャカデミー賞の雰囲気が漂ってきました。

同時刻:ヘア・メイク・衣装合わせ

会場のセッティングと同時にバックヤードではヘアセット、メイク、衣装合わせが行われました。

男性も女性も華やかに変身していきます。

靴やアクセサリーもスタイリストさんたちに、たくさん持ってきていただきましたので、スタイリング(衣装合わせ)を希望された方はアドバイスをもらえました!

今回は早々にすごいスタッフたちが集まってくださって、いろいろと協力してくれたのですが、写真を見返していてもとっても本格的ですね。

リハーサル前のブレイクタイム。

待ちきれなくて、素足でカーペットの上に。

12:00少し前 スタッフでおまいり

さて、会場設営&ヘアメイクなどが終われば、リハーサル前にスタッフでお参り。

みんなで讃仏偈(さんぶつげ)をおつとめしました。初めてお寺でお経をよむという方もおられたのではないでしょうか?

お経の後は今回のイベントの開催の契機など、少しお話しをさせていただいてみなさんに甘茶がけのおすすめをしました。

本堂に設置された花御堂で甘茶がけをする子どもたち。

お釈迦様の誕生仏に甘茶をかけるのは、甘い雨が降ったという伝説に基づきます。

また、甘茶の試飲もあり、子ども達だけでなく、大人も嬉しそうに飲んでいました。

いつも思いますが、砂糖が入ってないのに、この甘さはびっくりですよね。

 

さて、いよいよ、リハーサルに入っていきます。

12:00 リハーサル

最初に全体の流れとポイントを説明をします。

合掌礼拝をしてからのスタートや、止まる場所、順路などなど。

大まかに流れが分かったところで、実際にランウェイを歩きます。

音楽も流しながらテンポよく歩いていきます。

まずはお手本。

ぼくも練習しました。

この時はまだ衣装ではない方も多くいたので、本番はどうなるのかと楽しみでもありました。

14:00 ミダノコレクション開演!

出演者、見学者と共に再びお参り。

見学者からリクエストがあったので少しだけ法話もさせていただきました。

 

さあ、いよいよ開演です!

音楽と共にトップバッターの登場です!

ミセス日本グランプリセミファイナリストの貫禄!

お着物で登場です!

髪を当日、銀色に染めてもらいました!

ぼくも、お坊さんスタイルで登場!色衣(しきえ)&五条袈裟(ごじょうげさ)

トロンボーン、きまってます!

楽器を演奏しながらってのもカッコいいですね。

 

次からは60代以上のパートです!

とってもにこやかに歩かれていました。

ご自身でリメイクされた着物をお召しに。

着物っていいですね~。

お三方とも生き生きとした顔をしてらっしゃいました。これが見たかったんです!

出演者の手に持っているものが気になった方もいらっしゃったのではないでしょうか?

これ、スワッグというもので、豊前のお山の素材で友人に作ってもらいました。

今回、統一性を持たせるために「お花のバトン」にしています。

こうやってスワッグを次の方に渡していきます。

 

次からはグループの部です!

学校は違っても一緒の体操服!

思わず笑ってしまうこの衣装とメイクは、元々、癌で闘病していた友人を励ますためにしていた恰好なのだそう。

なんと、今回その友人も退院され、ご一緒に出演されました!!

ポーズがばっちり決まってます!

親子で登場!

手をつないでの仲良しランウェイ!

とっても楽しそう!

ラストは賢明寺の若坊守でした!

 

めったにない機会に緊張していた方も多かったけれど、みなさん楽しかったようです!

その後、全ての出演者が再登場するカーテンコールをして、スタッフの紹介をして終了!

総勢40名の出演者!!

みんな違って、みんないい。ほんとうにバラエティ豊かな人たちが出てくれました。

今回のイベントのテーマである輝き合う一日になり、シャカデミー賞は全員受賞ということになりました!

ちなみに、集合写真を撮るときにホントにアカデミー賞チックになっていました!

レッドカーペット効果ですね!これさえあれば、どこでもハリウッドです。

●ミダノコレクション・動画

15:00 映画上映

ここからは映画上映。

お医者さんをやめてアフガニスタンの用水路建設に従事された、中村哲さんのドキュメント『アフガニスタン干ばつの大地に用水路を拓く 治水技術7年の記録』をみんなで見ました。

命を救うには根本的な水の問題から解決しないといけないという強い想いが、大事業を完遂させました。

参加者は少なかったけれど、内容に圧倒されているようでした。

終演後は2017年に九州北部豪雨の被害にあった朝倉に支援に行かれた則武さんのお話を伺いました。

ミダシャカの前日に行かれて、ドキュメンタリーの中にも出てきた山田堰の様子をご覧になってきたとのこと。現在の様子など、貴重なお話しが聞けました。

以上で全日程が終了です!

片付けをして、スタッフともお別れしました。

まとめ

最後に、少し振り返ってみたいと思います。

花まつりの企画をリニューアルしてのチャレンジでしたが、初年度にしては十分満足のいくものだったのではないかと思います。

新しいことにチャレンジする中で最も大事なことは、「できない」と考えるのではなく、「やる」という地点から考えることです。

「やる」から考えるからこそ、すぐにどうすればいいかという行動に移せるのです。

そういうことを改めて感じたミダシャカでした。

まあ、想像以上に、大変なこともありましたが、当日にみなさんの笑顔を見ることができたのは何よりの成果でした。

また今回は特にスタッフで協力してくださった方々や、備品を探してくださった方々の力が特に大きかったと感じています。重ねて御礼を申し上げます。

また来年もという声が出ているようなので、順調に話が進めば来年の開催もあるかもしれません。

その時はぜひ、今ブログをお読みいただいているあなたもご出演くださいね。

 

Photo by tomoya uemura,kazuto ishida,junko inoue,yumi ochiai

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