賢明寺、お寺カフェの第一回目が11月16日に行われました。 前日にれんけんが入っていたので、充分に準備できず、当日もあたふたしておりましたが、 なんとか開催にこぎつけることができました。 10月の仏教婦人会の時に、みなさんに案内をして、お月忌で趣旨説明と、案内を配って、 少しずつ宣伝していきました。 どれぐらいの方が来られるか心配でしたが、11時の開店と同時にまずは、数名おこしくださいました。 その後も、みかんをおみやげ用に持ってきて下さるかたがいたり、お弁当や、お抹茶セットを持ってきてくださる方が いたりと、だんだんとにぎわってきました。 お昼前には、「もう、はじめてるよ~。」と、みなさんで一か所に集まってお弁当を広げられ、 カフェ風のBGMの中でまったりと過ごされていました。
お抹茶を立ててくださいました。
手作りのおにぎりです。里芋が入っていておいしかったです。
みなさんでおしゃべり。
写経されています。
仏教書を中心にいろいろな本も用意しています。
結局、全部で15名の方が参加されました。 11時から15時ぐらいまでが一番人が多かったようでした。 途中、ご門徒さん以外の若い親子(お父さん、お母さん、子どもさん)も参加してくださいました。 お寺カフェをやっていたから来られたのか、やっていなくても来られたのか、わかりませんが、 少し希望が見えたような気がしました。 地域の活動でも高齢者向けに、集まりがありますが、お寺というのは、もともと町内単位ではなく、近い地域であっても、 様々な町内の人々から構成されています。 これが当たり前のようになっていますが、意外とすごいのではと私は思っています。 ですので、お寺でこういう催しをすると、より広い人間関係が結べるのではと思うのです。 そして、さらには、阿弥陀様がおられる空間がそうさせたのでしょうか? ご主人を亡くされてから、自らが、お聴聞するようになった、ご講師さんとの出会いの話をされている方もいました。 このあたりに、お寺でする意味合いがあるのではと感じました。 最後にお取りしたアンケートを見ますと、 「みんなでお話できて楽しかった」という意見が多かったです。 また、「顔は知っていても名前を知らない人がいるので、名札があるといい」 といったような、門徒さん同士でも、よく知らない人がいるということがわかりました。 お寺カフェを通じて、新たな縁が広がっていくといいと思います。 この賢明寺お寺カフェでは、料理のメニュー、ドリンクのメニューがあるわけではないのですが、 いろんな人と話したり、本を読みながらゆっくりしたりという、 時間と場所を楽しんでくださればいいなと考えています。 どなたでも来ていただけますので、ぜひ、足をお運びください。 次回は12月21日の11からの予定です。 おたのしみに!

僧侶&ローカルWebメディア「ぶぜんらいふ。」編集長(http://buzen-life.com/) お寺と地域の活性を目指して日々奮闘中です。夢は豊前を仏教王国にすること。そのために、お寺を中心としたコミュニティ「お寺まちづくり」を推進中です!